vs "黒ゴマ"
某ファーストフード店は、凄い。
国内総生産第1位の国に本社を構え、各国で展開される、
世界最大のファーストフードチェーン店である。
日本では老若男女から愛され、
各言う私も、安さと利便性の観点から、週一以上利用している。
上記の功績だけでも凄い。
いやしかし、本日私は、さらなる凄さに出会ってしまった。
いつ何時、何が起こるかわからないものである。
ラブストーリーは突然に、のごとくである。
目の前に、ゴマが見えた。
バンズに白ごまが乗ってるメニューもあるだろ?
そこになんの特殊性があるんだよ。
と、思った方々、ごめんなさいね。
これはいわゆる「隠喩法」である。
まるで〜、だの、〜のような、だの、
そんなメルヘンな文面を扱いたくはなかったのである。
とにもかくにも、ゴマが見えた。"黒ゴマ"だ。
空飛ぶゴマだ。
その正体を明かしてしまうと、
本ブログをたまたま閲覧した某ファーストフード店関係者から
「営業妨害だ」と難癖つけられる可能性も無きにしも非ずなので
あえて正体は明かさない方向でいこうと思う。
なんか名探偵○ナンの映画のストーリー説明のようになってしまった気もするが、
対象をこのまま、"黒ゴマ"に置き換えて進めていこう。
その後、終始"黒ゴマ"は、私の周りを徘徊する。
きっと私の全身からお花の匂いでもしていたのだろう。
違いない。そう思い込みたい。
私はこの時、イヤホンで音楽を聴いていた。
"黒ゴマ"を避けようと頭を捩らせ、悪戦苦闘する。
と、周りの客がこちらを怪訝な顔で見てくる。
ノリノリで音楽を聴いていると思ったか。
あまりのポテトの美味しさに身を捩らせて感激していると思ったか。
"黒ゴマ"の襲来に立ち向かっていると思ったか。
無限の可能性はあるにしろ、3番目の思考はほぼないであろう。
人は視覚的な情報に支配されやすい生き物である。
私につきまとう"黒ゴマ"の姿は、小さすぎて恐らく見えていない。
卑怯者め。二次被害もいい加減にしろ。
黒ゴマをかわしているうちに、私は気づいてしまった。
こいつは、私の鼻穴に入りたがっている。と。
なんてえっちなんだ、この"黒ゴマ"は。
なんとしても入らせまいと、私は戦闘を続けた。
………………
………
どれほどの時間が経ったであろう。
気がつくと"黒ゴマ"はいなくなっていた。
「え〜♡ 今からしゃぶしゃぶ連れてってくれるのぉ〜♡」
と、連れの男にくねくねと擦り寄りながら店を後にした
あの女の鼻穴にでも収まってくれたのであろうか。
だからあんなにくねくねしていたのであろう。
わかる、私にはわかるぞ、そのくねり。
ということで、某ファーストフード店の新たな凄さ。
「人間に止まらず、虫にも好かれる新境地」
結局ポロリと言ってしまうあたり、虫に負けず劣らずえっちだろう?
難癖つける暇があったら、店内の衛生環境の向上に努めてくださいね。
別にこれしきのことで私は貴方達を嫌いになどなりません。
いまこの記事を書き終えようとした瞬間、
pcの裏から、羽虫が飛んできたので、もうこの店舗は使わないと誓った。
ナゲットキャンペーンは、別店舗で楽しみます。