Appling

思ったことをのんびり更新しています。

5月10日は...

 

 

何の日かおわかりでしょうか。

......大変恐縮ながら、この日は私の誕生日であります。

あ、いや、祝ってアピールではありませんよ( 笑 )

とりあえず父が今日、飲みながら語った一部を読んで頂きたいです。

ちなみにまつかわ家は教師一家です。

 

 

もうすぐ教師生活も終わるから、いままでの教師生活を改めて振り返ろうと思っていろいろと掘り返していたら、お父さんが初めて勤務先の学校が決まった日のことが書かれてあるものがでてきてね。

それがいつだと思う?かな(私の下の名前からのニックネーム)の誕生日の5月10日だったんだ。

すごい偶然だなあって思ったけど、これは何か運命的なようなものにも感じられたんだよね。

お父さんの教師生活も、かなの人生も、この日から始まったんだよ。

 

 

なんたる偶然!と最初は私も興奮気味に聞いていましたが、運命という言葉に、なにかしみじみと感じるものがありました。

そういえば、初めての塾のアルバイトの採用決定連絡も5月10日でした。

私が先生と呼ばれる仕事に携わるスタートとなった日です。

本当に感じちゃいますね、運命。

 

 

話を戻しまして、ふとなぜそんな中途半端な頃に採用になっているのか、冷静に考えてみたら気になって問いただしたところ、欠員が出たため講師として採用されたのだそう。

 

 

え!お父さんって一発採用じゃなかったの!?

思わず叫んでしまいました。てっきり兄と同じく大学を出てすぐに正採用をもらっていたとばかりに思っていたので、衝撃でした。

 

 

話を聞くと、2年間は講師をやって、そして正採用へと至ったということでした。

私は、父も兄も一発採用で教員になったのだから、自分が落ちたら...と、いつも勝手にプレッシャーを感じながらここまできました。

そこで父の講師時代の話を聞くことができ、肩に入りすぎた力がふっと抜けたような気がします。もう少し気楽に、前向きに!

 

 

その後も父とはたくさん語らいましたが、とにもかくにも、そんな父が感じてくれた運命を、きっと私は現実にして見せようと、俄然やる気になりました。

まだまだ父の足元にも及びませんが、いつか父のように、時には厳しく生徒を導き、時には大きく深い心で生徒を包み込めるような教師になるのが私の目標です。

 

あと少しだけですが、教師生活を悔いのないように過ごして欲しいものです。あとひと踏ん張り、頑張れまつかわ先生!